今回もやらずばなるまい、の曲紹介。
今回は入れ替わりの2曲です。
1.Help Me
まずはライブのオープニングを飾ったこの曲から。
Help Me。この曲も随分古い曲です。多分忘れないでよりも前に作った曲。
当時はSPYさんはダンスミュージックをやるグループだと思ってました。
え?今もそう?
で、当時流行っていたループの一発もので作ったわけですが、メロディーもリズムを全面に押し出してます。
ラップまでいかないけど、歌い上げるというより細かく畳み掛けるような感じで。
歌詞もまあ、畳み掛けるような歌詞になってますな(^_^;)
で、今回のライブやCDに収録されているのは、またしてもリアレンジバージョンです。
最初のアレンジはサンプルループがメインだったわけですが、ちょっとバンドサウンド風にしてみたくて頑張って打ち込みました。
この曲をレコーディングしたのは、山梨は山中湖畔にあるサウンドビレッジというスタジオだったと記憶してます。
ここはスタジオ付の宿泊施設で、合宿をしながらレコーディングできるという、ミュージシャンにとってまさに夢のような場所でした。
何度か通ってるうちにエンジニアの人とも仲良くなり、朝方まで朦朧としながらレコーディングしてました。
食事も美味しかったな~。
で、この曲をレコーディングした時のこと、誰のアイディアだったか定かでありませんが、冒頭のボーカルにディレイを深くかけてガンガン回るような感じにしたら面白いんじゃないかと。
でエンジニアの方に説明して、
「このくらい?」
「いや、もっと」
「えーと、こんな感じ?」
「いやいや、もっとガンガンいっちゃってください」
...で、あんな感じになりました。
帰郷してマネージャーほかスタッフに聞かせたところ、
「ないわー。今時。」
すげない言葉に落ち込むメンバー。
今聞くと一周して面白いと思うんですケド...
今回のライブでは、最初のスタジオ入の時にKazuyoさんからステップを踏むよう指示が下りました。
ダンスなんて、踊りなんてムチャ言うんだからこの人。
で、間奏のあれです。照れ隠しでニヤついちゃってる(TдT)
6.Dreams Come True
通称、どりかむ。そのまんま。
この曲はAccessのカップリング、昔で言うところのB面ってやつです。
そして、作曲家Hiroとしてのデビュー曲、だったりします。
バラードなんだけど、忘れないでのようなマイナー進行ではなく、曲調としては明るめ。
この曲はなー、やっぱり語らずばなるまい。スタジオピリピリ事件。
スネアドラムの音色を巡って一触即発!どちらも譲らぬHiro vs Kazuyo!どうなるSPY?!
まあ、そこまでひどい争いでもなかったんですが、疲れもたまってたんでしょうな。そんなこともありました。
結局、エンジニアの人の「そういうのは前もってやっといてくんないかな~(-"-)」の一言で収束しましたとさ。
若かったんだね~。
この曲といえば、バイオリン!
生ヴァイオリンですよ!奥さん。
え~、さる著名なクラシックポップバンド?の方にお願いしたんですが、流石です。
すべて一発OK。あの難解なソロも含めて。
ボクのようなクラシックとは縁の薄い人間からすると、まず生のバイオリンの音色に圧倒されます。
よく倍音という言葉を使いますが、こう、耳が痛くなるくらいの豊かな高音とでも言いましょうか。
単音で裏メロディを弾いているだけなのにホントに歌声に聞こえるから不思議。
演ってきたジャンルから、サックスとかトランペットとかの管楽器は耳馴染みでしたけど、いや~貴重な経験をさせてもらいました。
話は変わりますけど、正月のバラエティ番組の芸能人格付?のコーナーで、2種類の演奏を聞かせて、さあどちらのバイオリンがストラディバリウスでしょう?みたいな。
あれ、当たった試しがありません。
まあほら、テレビを通してだから(震え声)
こんな話をするとKazuyoさんに怒られそうですがヽ(´ー`)ノ
オチもついてところでこのへんで。
2013年6月20日木曜日
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2 コメント:
ご本人から聞けるというのは、究極のアナリーゼ。
興味深いです♪
屋外・夏フェスを
観たいです!
「+ブラス」!!
withスカパラとか。
withオレスカとか。
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